- 2023/03/31 掲載
東京株、反発=22年度は一進一退
2022年度末となる31日の東京株式市場は、金融システム不安の後退を受けて買いが優勢となった。日経平均株価は前日比258円55銭高の2万8041円48銭と反発して終了。前年度末比では220円高だった。22年度は米国の金融政策や為替相場に振り回されて一進一退の相場となり、方向感は定まらなかった。
コロナ禍による供給網の混乱やロシアのウクライナ侵攻に伴う資源高を受けて世界的に物価が高止まりする中、海外の主要中央銀行が金融引き締めを強化し、株価の重しになった。一方で、米国の利上げによる円安進行は日本株への追い風となり、日経平均はおおむね2万5500~2万8500円程度の範囲で上下を繰り返した。
【時事通信社】
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