- 2023/04/03 掲載
米テスラ、第1四半期の販売台数は36%増 競争激化で予想下回る
販売台数の伸びは、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が今年に入り示した52%を下回った。
ディープウォーター・アセット・マネジメントのマネージング・パートナー、ジーン・マンスター氏は「値下げをしていなければ厳しい結果になっていただろう。経済が厳しい状況になっていることを示している」と述べ、販売台数は増えたが、マスク氏が示した水準ほどは加速しなかったと指摘した。
マスク氏は今年1月に2023年の納車台数について、外部要因の影響を受けなければ200万台に達するとの見通しを示していた。前年は130万台だった。
第1・四半期のモデル3/モデルYの納車台数は、前四半期比6%増加した。一方、高価格帯のモデルX/モデルSの納車台数は38%減少した。
生産台数は44万0808台で、納車台数を上回った。
同社は米テキサス州と独ベルリンの新工場で生産を増やしている。新型コロナウイルスの規制の影響を受けた中国の生産は回復している。
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