英製造業ＰＭＩ、3月低下　コスト圧力緩和し生産見通しは回復

［ロンドン　３日　ロイター］ - Ｓ＆Ｐグローバル／ＣＩＰＳがまとめた３月の英国の製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値は４７．９で前月の４９．３から低下した。ただコスト圧力やサプライチェーンの問題が緩和し、将来の見通しが改善した。

ＰＭＩは速報値の４８．０からわずかに下方改定された。

Ｓ＆Ｐグローバルは「生産は消費財と中間財が減少する一方、投資財は２カ月連続で増加した」と指摘した。

製造業が負担するコストは２０２０年６月以来の低水準となり、新型コロナウイルス流行前の長期平均を下回った。

将来の生産に関する指数は２２年２月以来の高水準に上昇した。

サプライヤーの納期が短縮したとの回答は、１９９２年の調査開始以来最も広範囲にわたった。