米建設支出、2月は0.1％減　一戸建て住宅への投資減少継続

[ワシントン ３日 ロイター] - 米商務省が３日発表した２月の建設支出（季節調整済み）は年率換算で前月比０．１％減少した。住宅ローン金利の上昇を背景に一戸建て住宅への投資が引き続き減少した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は横ばいだった。１月は０．４％増加していた。

２月の前年同月比は５．２％増加した。

民間部門の建設支出は横ばい。１月は０．２％増だった。住宅建設は０．６％減。そのうち一戸建て住宅は１．８％減少した。一方、賃貸住宅への旺盛な需要を背景に集合住宅は１．４％増加した。

ガス・油井掘削などの民間非住宅建設は０．７％増。

公共部門の建設支出は０．２％減。１月は０．９％増だった。州・地方政府が０．３％減少したが、連邦政府は１．１％増加した。