エアバスＣＥＯ、中国当局の要人2人と会談　仏大統領訪中控え

［北京　４日　ロイター］ - 欧州航空機大手エアバスのギヨーム・フォーリー最高経営責任者（ＣＥＯ）は４日、中国国家発展改革委員会（ＮＤＲＣ）の鄭柵潔主任、中国民用航空局（ＣＡＡＣ）の宋志勇局長と会談し、エアバスの中国における成長と発展について協議した。ＮＤＲＣとＣＡＡＣが声明を発表した。

エアバスに出資するフランスは、マクロン大統領が５─７日に企業関係者を伴って訪中し、中国の習近平国家主席と会談する予定。

ＮＤＲＣの発表によると鄭氏はフォーリー氏に対して、中国はエアバスが同国で存在感を高め続けるのを支援すると伝えた。また航空業界におけるデジタル化、低炭素化の開発促進で協力する方針を表明した。

ＣＡＡＣの発表によると、フォーリー氏と宋氏は中国でのエアバスの事業発展について意見を交わしたという。