賃上げ率３．７％＝２３年春闘、３０年ぶり高水準―大手から中小へ波及・連合集計

連合が５日発表した２０２３年春闘の中間集計（３日時点）によると、基本給を底上げするベースアップ（ベア）と定期昇給を合わせた平均賃上げ率は３．７０％（月額１万１１１４円）と、前年同時期の２．１１％（同６３１９円）を大きく上回った。大手企業で進んだ賃上げが中小企業に波及し、３０年ぶりの高水準。この勢いを維持できるかは交渉を続ける企業の動向がカギを握る。

【時事通信社】 〔写真説明〕連合の看板