ＩＭＦ、英経済0.3％のマイナス成長と予測　前回からは改善

［１１日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）は１１日、２０２３年の英国内総生産（ＧＤＰ）見通しを０．３％のマイナス成長とした。１月のマイナス０．６％から改善を見込むものの、主要２０カ国・地域（Ｇ２０）の中で最大の落ち込み幅になると予測した。

ハント英財務相は、改善幅が主要７カ国（Ｇ７）の中で最大だと前向きな点を指摘した。ＩＭＦはドイツも０．１％のマイナス成長と予想した。

一方、ＩＭＦは英国の今年のインフレ率を平均６．８％と予想。昨年の９．１％は下回るものの、英中銀が目標とする２％をなおはるかに上回るうえ、Ｇ７中最も高い水準となる。