- 2023/04/12 掲載
英GCH、インドネシア企業とニッケル指数の開発で合意
ニッケル取引を巡っては、ロンドン金属取引所(LME)が昨年3月、記録的な価格高騰を受けて1週間以上ニッケル取引を停止したことを受け、消費者や生産者、市場関係者の間で代替手段を探す動きが広がっている。
インドネシアが世界最大のニッケル生産者であることを踏まえると、GCHのこうした動きは業界の流れを大きく変える可能性があると指摘する。インドネシアの昨年のニッケル生産量は全体の48%を占めたが、同国独自の指標は現時点でない。
ある業界関係者は、もしインドネシアの業界関係者が課税のための輸出品評価でこれらの指標を使う必要があると言い出せば、この指標をベンチマークとして使用することが事実上のルールになると指摘する。
一方、LMEのニッケル取引量は大幅に減少しており、LMEの契約とニッケル業界との関連性は薄れている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR