- 2023/04/13 掲載
世界の公的債務、コロナ禍前予測より迅速に増加=IMF
新型コロナに関連した公的債務の急増を経て、2028年までに国内総生産(GDP)に対する公的債務比率が下がると予想される国は60%。一方、ブラジル、中国、米国を含めた著しい数の経済大国で公的債務の対GDP比率が急拡大している。
ガスパール氏によると、世界の公的債務は20年にGDPのほぼ100%まで急増。その後は大幅に減ったものの、新型コロナ流行前の水準をなお約8%ポイント上回っているという。また、23年に再び上昇を始め、IMF予測の最終年の28年に公的債務の対GDP比が99.6%に達すると予想されている。
ガスパール氏は「公的債務の対GDP比が急上昇すると予測される先進国と新興国の大国はかなりの数あり、ブラジルや中国、日本、南アフリカ、トルコ、米国、英国が含まれる」とした上で、「圧倒的に大きな影響を与えているのは2大経済大国だ」と言及した。
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