- 2023/04/14 掲載
世界経済、低成長と粘着性あるインフレ克服の必要=IMF専務理事
[ワシントン 13日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は13日、世界経済が複数の衝撃に対し驚くほどの強靭であることが証明されたものの、脆弱な成長と粘着性のあるインフレの克服には至っていないという認識を示した。
ゲオルギエワ専務理事はIMF・世銀の春季会合の記者会見で、2023年成長率を2.8%とするIMFの見通しについて、「世界の企業や人々に機会ををもたらすには不十分で、より長期にわたり弱い成長が続くという見通しは最も懸念される」と語った。
IMFは11日改定した世界経済見通し(WEO)で23年の世界経済の実質成長率を2.8%とし、1月の前回見通しから0.1%ポイント下方修正した。
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