- 2023/04/18 掲載
4月米住宅建設業者指数は45、4カ月連続で上昇=NAHB
中古住宅の不足や住宅ローン金利低下を背景に新築住宅需要が高まったことが上昇要因。ただ、建材不足が引き続き課題となっている。
50が改善と悪化の分岐点となる。
NAHBのアリシア・ヒューイ会長は「建設業者は住宅ローン金利がさらに低下して6%未満になれば、住宅需要がさらに拡大することを織り込めるようになる。にもかかわらず、住宅建設業界は変圧器の不足を含めた建材の課題に引き続き苦しめられている」とコメントした。
NAHBによると、建設業者の30%が価格低下を報告し、3月の31%から低下した。販売促進のための住宅ローン金利の割引や価格引き下げなどのインセンティブを提供した割合は4月に59%となり、3月の58%から上昇した。
現在の販売状況を示す指数は4月に51となり、3月から2ポイント上昇。向こう6か月間の販売予測を示す指数は4月に50となり、3月から3ポイント上げた。
購入者の動向を示す指数は4月に31と、3月から横ばいだった。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、米国で広く利用されている期間30年の住宅ローン固定金利が先週は6.27%となり、昨年秋に付けた今回の上昇局面のピークとなった7.08%から低下している。
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