- 2023/04/18 掲載
海外勢の米国債保有額、2月は減少 利回り上昇で
前年同月からは4.7%減少した。
TDセキュリティーズのシニア米金利ストラテジスト、ゲンナディー・ゴールドバーグ氏は、2月の利回りの動きを受けて「外国人投資家は米国債保有を圧縮しようと考えたようだ」と指摘した。
10年債利回りは2月2日時点で3.333%まで低下したが、その後上昇を続け、3月2日には約4カ月ぶりの高水準である4.091%を付けた。
国別の米国債保有で日本は首位を維持。保有額は1兆0820億ドルと、前月の1兆1040億ドルから減少した。
保有額2位の中国は1月の8594億ドルから8488億ドルに減少。7カ月連続の減少で、2010年5月以来の低水準だった。
取引ベースでは、海外勢が米国債を556億ドル買い越した。買い越しは10カ月連続。1月は509億ドルの買い越しだった。
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