• 2023/04/18 掲載

豪中銀、4月会合で利上げも検討 データに注目=議事要旨

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[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利の据え置きを決定した今月4日の理事会で、利上げも積極的に検討したことが18日に公表された議事要旨で分かった。インフレや需要が鈍化しなければ、追加利上げを実施する構えだ。

議事要旨によると、移民急増や公務員の賃上げが追加利上げの必要性を示す中、金利据え置きはきわどい決定だった。

最終的に政策当局者は、既に実施した350ベーシスポイント(bp)の利上げの効果を評価するために金利を据え置くことが最善と判断した。

議事要旨は「今回の会合で利上げを停止し、今後の会合で追加引き締めの必要性を再評価する理由の方がより強いとの見解で一致した」としている。

5月の会合で現行3.6%の政策金利を変更するかどうかを決定する前に、インフレ、雇用、消費、景況に関する新たなデータや、中銀スタッフによる最新の経済予測を確認したい意向だ。

4月の理事会では人口増加と公共部門の賃金上昇という二つの新たな議題について活発に議論した。

移民急増により、今年の人口増加率は従来予想を大幅に上回る2.0%に達する可能性があり、限られた住宅供給への圧力となる。

議事要旨はこのことが家賃上昇を招き、住宅価格の底打ちが当初予想よりもかなり早く進んでいると指摘した。

労働党政権がインフレ対策として最低賃金の大幅引き上げを支持する中、公共部門の賃金の伸びも今年加速する見通しだ。

理事会はまた、国内の銀行システムは最近の世界金融市場のストレスに耐えられるほど強固であり、政策にブレーキをかけることにはならないと指摘した。

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