- 2023/04/19 掲載
BofA、第1四半期利益は予想上回る 利上げで金利収入好調
アラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は「市場や銀行部門の変動が激しい厳しい経済環境にもかかわらず、業績は好調だった」と述べた。
リフィニティブIBESのデータによると、BofAの1株当たり利益は0.94ドル。市場予想は0.82ドルだった。
債券・通貨・商品のトレーディング収入は前年同期比27%増の35億ドル。高い需要を反映した。
年後半の経済減速に備え、第1・四半期に1億2400万ドルの貸倒引当金を計上した。前年同期は3億6200万ドルの引当金戻し入れがあった。
クレジットカードとデビットカードを合わせた利用額は6%増。ボースウィックCFOは、景気後退が迫っているという懸念はあるものの、雇用や賃金が堅調に推移していることから、消費支出は依然として堅調だと述べた。
消費者金融部門の収入は21%増の107億ドルとなった。
NIIは25%増の144億ドル。第2・四半期のNIIは第1・四半期比2%減少すると予想している。
ディーロジックのデータによると、第1・四半期の世界のM&Aは過去10年超で最低の水準に縮小した。BofAの投資銀行業務手数料も20%減の12億ドルとなった。
金利費用控除後の収入は13%増の263億ドルで、予想の251億3000万ドルを上回った。
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