ここ数週間の米経済活動は横ばい、インフレは鈍化のもよう＝地区連銀報告

［１９日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１９日に公表した地区連銀経済報告（ベージュブック）で、雇用の伸びがやや緩やかになり、物価上昇が鈍化したとみられることから、ここ数週間、経済活動全般にはほとんど変化が見られなかったと指摘した。

労働市場については、複数地区で労働力の供給が増加し、逼迫感が薄れているとの報告があった。また、少数の企業が大規模なレイオフを報告したが、それらは大企業の一部に集中していたという。

今回の報告は、４月１０日以前に収集された情報に基づきリッチモンド地区連銀が作成した。