株主総会、ピークは６月２９日＝３月期企業の２６％―東証

東証は２４日、３月期決算の上場企業が開く今年の定時株主総会について、６月２９日がピークになるとの調査結果を公表した。集中率は２６．４％で、１９８３年の集計開始以降の過去最低だった２０２２年（２６．０％）に次ぐ低さとなる。

総会は株主との対話機会を増やすため分散化が進み、集中率は９５年の９６．２％から低下傾向が続いている。

一方、オンラインで視聴できる総会は１８．８％とほぼ前年並み。大半は実会場開催との併用で、オンラインのみで開いて当日の議決権行使も認める企業は０．６％にとどまる。

調査は４月５～２１日に実施。上場する３月期企業の８４％に当たる１９１８社が回答した。

【時事通信社】