中国恒大のＥＶ子会社、リストラ一環で2事業を売却

［２４日　ロイター］ - 経営危機に陥っている中国不動産開発大手、中国恒大集団は２４日、事業再編の一環として、電気自動車（ＥＶ）子会社の中国恒大新能源汽車集団（恒大汽車）が２事業をグループの別の部門に売却すると発表した。

恒大汽車は２事業を名目上２元で売却し、約２４７億９０００万元（３６億ドル）の売却益を計上する。

恒大集団はリストラにより恒大汽車の組織が最適化され、ＥＶとハイブリッド車（ＰＨＥＶ）などの新エネルギー車（ＮＥＶ）部門に注力できると述べた。

恒大汽車はレバレッジ解消と保有事業の削減によりＮＥＶ部門を次の成長段階に引き上げられると表明した。