上海、第1四半期税収が前年比12.5％減　消費税収落ち込む

[北京 ２５日 ロイター] - 中国の公式データによると、上海市の第１・四半期の税収が前年同期比１２．５％減少した。消費税収の３７．２％減少が響いた

上海の税務当局が１０日にウェブサイトで公表したデータでは、法人税収が前年同期比１１．９％減少。市全体の税収は前年同期の６２７４億元に対し５４９１億元（７９５億６０００万ドル）にとどまった。

減少について公式説明はない。

財政省によると、第１・四半期の税収は全国で前年比１．４％減少した。

上海市の第１・四半期の経済成長率は前年比３％。国全体の成長率は４．５％だった。

上海市の成長率はロックダウン（都市封鎖）の影響で昨年第２・四半期に１３．７％のマイナスとなった。