豪ニュークレスト、1─3月期の金生産量が予想下回る

［２７日　ロイター］ - 豪産金大手ニュークレスト・マイニングが２７日発表した第３・四半期（１─３月期）の金生産量は前期から若干減少し、市場予想を約１０％下回った。豪カディア金鉱での生産がろ過装置の故障で減少したことが響いた。

全体の生産量は５０万９６３７オンス。昨年１０─１２月の実績は５１万２１３０オンスで、豪投資銀行バレンジョイによると、ビジブルアルファがまとめた市場予想平均は５６万８０００オンス。

ニュークレストには米産金大手ニューモントが買収を提案している。

通年の金生産量見通しである２１００万─２４００万オンスについては、４─６月期に生産が増えたことから達成する見通しだとした。