電力９社据え置き＝都市ガス４社値下げ―６月料金

九州電力を除く電力９社は２７日、６月の電気料金を据え置くと発表した。液化天然ガス（ＬＮＧ）など燃料価格の上昇分を料金に転嫁できる「燃料費調整制度」の上限に達しているため。

九州電力は、離島で電力を供給するコストを管内全体で負担する制度により、標準家庭で前月比３円安くなる。

一方、都市ガス大手４社はＬＮＧ価格の高騰が落ち着いているため値下げする。標準家庭の場合、引き下げ幅は東京ガスが前月比２３７円、大阪ガスは２３５円、東邦ガスは２４６円、西部ガスは１８０円。

【時事通信社】