中国恒大の外貨建て債務再編案、合意期限を延期

［香港　２７日　ロイター］ - 経営再建中の中国不動産開発大手、中国恒大集団は２７日、外貨建て債務再編案について、インセンティブを受け取るための合意期限を５月１８日午後５時（香港現地時間）に延期すると発表した。

これまでにクラスＡ債権者の７７％、クラスＣ債権者の３０％が再編案への支持を表明する文書を提出したとされる。

中国恒大は、債権者が今月２７日の０９００ＧＭＴまでに再編案に合意すれば、同意費として未償還元本の０．２５％を新発債の形で渡すとしていた。

年内に予定されている再編案の決議では、各クラスの債権者の７５％を超える賛成が必要になる。インセンティブを得るための合意期限は、債権者の賛成水準を事前に示した形になった。