- 2023/04/30 掲載
中国4月製造業PMI50割れ、予想以上の低下 世界的に需要低迷
ロイターがエコノミストに実施した事前調査は51.4で、景気回復懸念が強まる中、当局への圧力が強まりそうだ。
統計局の趙慶河氏は、需要不足と第1・四半期に製造業が急回復した反動との見方を示した。
新規輸出受注は3月の50.4から47.6に低下。製造業は世界的な需要低迷の圧力を依然として受けている。
非製造業PMIは56.4と、3月の58.2から低下。3月の小売売上高は伸びが加速したものの、これは比較対象の数字が低かったためであり、エコノミストは好調がどこまで続くか警戒感を強めている。
製造業と非製造業を合わせた総合PMIは57.0から54.4に低下した。
保銀投資(ピンポイント・アセット・マネジメント)のチーフエコノミスト、張智威氏は「(今回のPMIなどは)第2・四半期に景気支援的な財政・金融政策を継続するよう政府に圧力をかけ続けるだろう」と述べた。
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