• 2023/05/02 掲載

Gショック、高価格帯に注力=多機能化で情報端末に対抗―増田カシオ社長

時事通信社

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カシオ計算機の増田裕一社長はこのほどインタビューに応じ、主力の耐衝撃腕時計「G―SHOCK(Gショック)」について、金属製を中心とした数万~40万円ほどの高価格帯商品に注力する方針を示した。スイス製など高級腕時計の人気を踏まえ、「『タフネス(強さ)』をアピールしたい」と強調。今年で誕生40周年を迎えたGショックのさらなる拡大に意欲を見せた。

腕時計市場は近年、多機能情報端末スマートウオッチに押されるが、増田氏は「スマートウオッチ市場に単純には入らない」と強調。心拍計測が可能な最新機種「DW―H5600」を今月発売するなど独自の高機能化で対抗する考えだ。

増田氏は4月、創業家以外で初の社長に就任。Gショック初号機の開発チームに加わるなど、一貫して時計事業に関わってきた。当初は「安物」に見られていたGショックだが、米国のストリートファッションから火が付き、日本でも人気が広がった。増田氏はGショックを「自分を表現する手段として新しい価値をつくった」と指摘する。

また、Gショックの成功体験を生かし、電卓や電子ピアノなどでも「核となるブランドをしっかり育てたい」と強調。M&A(合併・買収)も視野に入れ、独自性を磨き上げる考えを示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるカシオ計算機の増田裕一社長=4月18日、東京都渋谷区 〔写真説明〕カシオ計算機の耐衝撃腕時計「Gショック」の初号機(右)と最新機種=4月18日、東京都渋谷区

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