- 2023/05/03 掲載
高浜1、2号機再稼働遅れ=火災防護で追加工事―関西電力
関西電力は2日、運転開始から40年超の高浜原発1、2号機(福井県高浜町、各82.6万キロワット)の再稼働が遅れる見通しになったと発表した。6月から順次再稼働する予定だった。火災防護対策の追加工事などについて、原子力規制委員会の審査が続いており、再稼働の時期は未定という。
関電は3月、規制委から電線管の火災防護対策が不十分との指摘を受け、追加対策などを盛り込んだ変更認可申請書を提出した。関電は認可を得て、現場検査や原子炉への核燃料搬入などの作業を開始する。関電は、再稼働の遅れにより今夏の電力供給に問題は生じないとしている。
【時事通信社】
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