- 2023/05/04 掲載
ステランティス、第1四半期14%増収 在庫は増加
第1・四半期の純売上高は14%増の472億ユーロ(520億ドル)。連結出荷台数は7%増の約148万台。
調整後営業利益率が二桁、キャッシュフローがプラスという今年の見通しを確認した。
6月に退任するリチャード・パーマー最高財務責任者(CFO)は、今年の市場は一桁半ばの成長を見込むとしたうえで「通期の見通しを変更するのは少し早い。明らかにマクロの状況はまだ複雑だ」と述べた。
3月末の総在庫は約130万台に増加。昨年、特に欧州で深刻だった物流の問題がまだくすぶっている。
バンカ・アクロスのアナリスト、ガブリエレ・ガンバロバ氏によると、北米でステランティス車の平均価格は第1・四半期に0.7%下がった。前年比での下落は10年ぶりで「重要市場の北米で利益率を維持できるか疑問を投げかける」と述べた。
RBCは、北米の同業に比べ在庫は多いと指摘した。
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