- 2023/05/04 掲載
米FRBが0.25%利上げ、10会合連続 引き締め停止示唆
利上げは2022年3月以降で10回連続。ただ、声明からは「徐々にインフレ率を2%に戻すのに十分な制限的な金融政策姿勢を達成するために、幾分の追加的な金融政策引き締めが適切になるかもしれないと予想する」との文言が削除された。
代わりに2006年の利上げ停止時に使われた文言を彷彿とさせるより適した表現を使用。「追加の金融引き締めがどの程度適切かを判断する上で」当局は今後数週間から数カ月間の経済、インフレ、金融市場の動向を注視するとした。
もっとも新たな文言は6月の次回FOMCでの金利据え置きを保証するものではなく、声明では「インフレ率は引き続き高止まりしている」や、雇用の伸びは依然として「堅調なペースで進んでいる」と指摘した。
経済成長はなお緩やかだが、「最近の展開により家計や企業の信用状況が引き締まり、経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある」とした。
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