- 2023/05/04 掲載
巨額損失、3日内に報告義務=ヘッジファンドに新規制―米SEC
【ニューヨーク時事】米証券取引委員会(SEC)は3日、ヘッジファンドに対し、取引で巨額損失が発生した場合、72時間以内の報告を義務付けることを柱とした新規制の導入を決めた。透明性向上や投資家保護の促進を通じ、金融システムの安定化を図る。
運用資産額が15億ドル(約2000億円)以上のヘッジファンドが対象。これまでは資産規模に応じ、四半期または年間ごとの開示を求めていたが、新規制により、損失状況などが迅速に把握できるようになる。3日以内の報告が義務付けられる損失額は明示していない。
【時事通信社】
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