- 2023/05/06 掲載
米金利上昇する必要、6月会合は予断せず=セントルイス連銀総裁
ブラード総裁は、インフレ率低下の鈍化が予想されるため、政策金利は最終的に一段と引き上げられなくてはならないと感じているとしながらも、「自分自身はデータに依存し、事前に判断しないようにしている」と述べた。
朝方発表された4月の雇用統計については、雇用増という点では目覚ましいものがあったとしながらも、労働市場の均衡化はほど遠いと指摘。消費が堅調に推移し、インフレ対応がなお必要なことが示唆されたとし、FRBの積極的な政策で物価上昇は抑制されたものの、インフレ率を明確な下降軌道に乗せたとは言い切れないと語った。
また、銀行部門のストレスで経済が受ける最終的な影響は小さいと感じているとも述べた。
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