- 2023/05/08 掲載
エアバス、第1四半期は予想より小幅減益 供給網混乱を警告
また、生産・業績目標を再確認したが、長距離ジェット機「A350」の貨物機版導入が数カ月遅れて2026年初めになるとしたほか、年間を通じてサプライチェーン(供給網)の混乱が続くと警告した。
ギヨーム・フォーリー最高経営責任者(CEO)は同社が直面する問題として、米エンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニー(P&W)に言及。
「以前よりもエンジン側に問題が生じている。特にGTFに問題がある」と記者団に語った。GTFは短・中距離路線機「A220」「A320ネオ」向けのP&W製新世代エンジン。
フォーリー氏は、P&Wが十分なスペアパーツとエンジンの供給に苦戦していると指摘した。また、座席や航空構造物も遅延部品に含まれることを確認した。
調整後の営業利益は前年同期比39%減の7億7300万ユーロ(8億5400万ドル)。売上高は2%減の117億6300万ユーロ。
アナリストの予想平均は調整後営業利益が7億3600万ユーロ、売上高が113億7000万ユーロだった。
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