- 2023/05/08 掲載
豪企業景況感指数、4月も底堅さ維持 コスト圧力なお課題
信頼感指数はゼロとなり、前月のマイナス1から上昇した。楽観的な企業と悲観的な企業の割合が同程度になったことを意味している。
NABのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は「取引条件の改善に見られるように、需要は依然として非常に力強く、雇用も労働市場の強さを反映している」と指摘。
「今回の調査は全体として、経済に依然として耐性があることを示している。金利上昇の家計への影響を踏まえ、消費の伸びは今後鈍化すると引き続き予想しているが、これがどのようなスピードと程度で起こるのかはまだ不透明だ」などと述べた。
4月の売上高指数は前月から4ポイント低下してプラス20となり、依然として非常に高い水準を維持した。雇用指数は1ポイント上昇のプラス11、収益性指数はプラス11で前月比2ポイント低下した。
四半期の人件費の伸びは1.9%で横ばい、購買コストの伸びは前月の1.9%から2.3%に加速し、コスト上昇圧力の強さが示された。
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