任天堂がしっかり、マリオ映画の人気を好感

［東京　８日　ロイター］ - 任天堂がしっかりとなっている。日本で４月２８日に公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の国内興行収入が４日間で２１億円を突破したと伝わり、好感する買いが優勢となっている。

市場では「連休中の動員数上乗せも期待され、劇場での収益のほか、動画配信の収益も含めた業績貢献の可能性も意識されそうだ」（東洋証券の安田秀樹シニアアナリスト）との見方が出ている。

国内で配給する東宝東和が２日に発表した。ヒットの目安となる１０億円を大きく上回っており「さらなる伸びが注目され、今後も数字の発表とともに関心を集めそうだ」（国内証券のストラテジスト）との声もある。