- 2023/05/08 掲載
ベイン・キャピタル、特殊状況ファンドで40億ドル調達目指す=関係筋
さまざまな資産クラスにディストレスト投資を行う機会があると判断した。今年初めに資金集めを開始し、すでに約20億ドルを集めた。年内に最終的に募集を締め切ることを目指している。
ベイン・キャピタルはコメントを控えている。
同社は前回、2020年に32億ドルを確保してグローバルファンド「ベイン・キャピタル・ディストレスト・アンド・スペシャル・シチュエーションズ・ファンド」を設定した。
同ファンドはクレジット部門の傘下にあったが、今回はスペシャル・シチュエーションズ戦略を独立した部門とする。投資先に柔軟性を持たせ、株式、ディストレスト資産、ローンポートフォリオ、企業投資、不動産など、さまざまな資産クラスに投資する。
バイアウトファンドが関与するディールメイキングは、環境が厳しく今年低迷しているが、ディストレスト・ファンドは数年前から長期景気拡大後の不況を見越し資金調達に向けた取り組みを加速している。
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