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  • 2023/05/08 掲載

バフェット氏投資、丸紅社長「今のところ合格点もらえている」

ロイター

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[東京 8日 ロイター] - 丸紅の柿木真澄社長は8日、先月に来日した米著名投資家ウォーレン・バフェット氏との会談を振り返り、投資対象として「われわれ商社の経営陣は一応、今のところ合格点をもらえているのではないか」と述べた。

同氏との協業については「具体的な話はしていない」と前置きした上で、日本のものづくりを支える町工場のような中小企業に対する支援を提案したと明らかにした。

柿木社長はこの日の決算会見で、バフェット氏との会談について問われ、「大変貴重な体験だった」と語り、短期的な利益に踊らされることなく、良いビジネスを適切な値段で手に入れ、良い経営陣のいる企業に投資するという同氏の投資手法が「非常に参考になった」と話した。

会談には同氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)後継者、グレッグ・アベル氏も同席し、約1時間行われたという。

バフェット氏は、2020年8月に5%だった伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事の株式保有比率を昨年11月に6%超に引き上げた。先月には7.4%まで引き上げたことを明らかにしており、追加取得の可能性を示している。

バフェット氏が6日のバークシャー・ハサウェイの年次株主総会で期待を示した総合商社との協業に関しては、同氏からの「具体的な提案はなかった」と説明。個人的な考えとして、日本のものづくりを支えている数人の従業員からなる町工場のような中小企業を支援するようなアイデアを提案したと語った。その上で、「無視されるかもしれないが、とにかく約束した以上は準備してみようと考えている」と述べた。

柿木社長はまた、会談では「日本は伸びる余地があるという話をし、同じ意見だった」と述べた。ただ、そのためには日本企業は意識を変える必要があると語った。例えば、日本には万が一に備えてキャッシュを貯め込む文化があり、その文化を「多少、変えていかないといけない」と話した。

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