- 2023/05/09 掲載
独ビオンテック、ワクチン需要減響き減益
ビオンテックはがん治療分野の強化に向けた買収や提携、結核や帯状疱疹などの感染症のワクチンにも取り組んでいる。
3月末時点で186億ユーロ(205億5000万ドル)の現金と債権を抱えている。
23年の新型コロナワクチン売上高は約50億ユーロとの見通しを据え置いた。22年は172億ユーロの売り上げがあった。
23年の研究開発(R&D)費用は24億─26億ユーロと据え置いた。サイエンティストの雇用や、より費用のかかる後期臨床試験が経費の押し上げ要因となる。22年のR&D費用は15億4000万ユーロだった。
また、新型コロナワクチンの大量購入契約を結んだ欧州連合(EU)による受領の延期や削減に関し、EU側と協議を続けていることを改めて表明した。
ワクチン接種1回当たりの価格に関する協議状況についてはコメントを控えた。
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