- 2023/05/09 掲載
米消費者のインフレ期待まちまち、金融不安見られず=NY連銀
一方、3年後のインフレ期待は3月の2.8%から4月は2.9%に、5年後のインフレ期待は同2.5%から2.6%に小幅上昇した。
相次ぐ米地銀の経営破綻が消費者心理に及ぼした影響はそれほど大きなものではないことも判明。信用へのアクセスに関する見解はまちまちとなり、1年前に比べ信用を得るのが容易になったと回答した世帯の割合と困難になったと回答した世帯の割合の両方が減少したという。
また4月の調査では、現在の家計状況が改善する一方、期待は「わずかに悪化し、1年後の経済状況が良くなっていると回答した人が減少した」という。
家計は依然として収入の増加を見込んでいるものの、消費支出の伸び見通しは5.2%増に減速。2021年9月以降で最も低い水準となった。3月は5.7%増だった。
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