- 2023/05/09 掲載
米ルーシッド、第1四半期売上高は予想下回る 値下げ競争が打撃
業界大手テスラが主導したEV値下げ競争が、新興メーカーに打撃を与えている。ルーシッドも4月13日発表した第1・四半期の生産台数と納入台数がいずれも前期実績を下回った。
ピーター・ローリンソン最高経営責任者(CEO)は、今年全体の生産台数は1万台強のペースで推移していると表明。従来見通しの1万─1万4000台というレンジの下限付近にとどまることを示唆した。
第1・四半期の純損益は7億7950万ドルの赤字で、赤字額は前年同期の6億0460万ドルから拡大。3月末の現金・現金等資産は12月末の17億4000万ドルから9億ドルに目減りした。
ただシェリー・ハウス最高財務責任者(CFO)は、手元流動性の総額は41億ドルあり、少なくとも来年第2・四半期までの資金を十分に賄えると強調した。
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