- 2023/05/09 掲載
米ペイパル、通期営業利益率見通し引き下げ 時価外で株価下落
調整後営業利益率は100ベーシスポイント(bp)改善するとの見通しを示し、従来の125bpよりも改善幅を縮小させた。
みずほのアナリスト、ダン・ドレブ氏は、ペイパルのオンライン決済サービスは利益率が高いが想定ほどうまくいっておらず、アップルにシェアを奪われている可能性を投資家は懸念していると分析した。
また、高金利の環境下で低所得層を中心に負債が積み上がり、高額商品の買い控えにつながっているとした。
第1・四半期の決済総額は為替変動の影響を除き3545億ドルと、昨年第4・四半期の3574億ドルを下回った。
予想より好調な電子商取引の動向やコスト削減を踏まえ、通期の調整後1株利益見通しは前年比約20%増の4.95ドルに引き上げた。アナリスト予想の4.88ドルを上回った。
第1・四半期の売上高は為替変動の影響を除いて10%増の70億4000万ドル。調整後1株利益は1.17ドルと、前年の0.88ドルから増えた。
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