- 2023/05/09 掲載
PwCの豪州事業CEOが辞任、政府の機密漏えい問題受け
同社は、セイモア氏の後任を探す間、アシュアランス部門を率いるクリスティン・スタビンズ氏がCEO代行を務めるとした。
豪メディアは今年に入り、PwCの元現地パートナーが政府の税制計画に関する情報を同社スタッフと共有したとして、政府の税務専門家委員会から追放されたと報じていた。
豪紙「オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(AFR)」は、セイモア氏が先週、機密情報を受け取った現地パートナーに自身が含まれるとする声明を出したと報じていた。同社の広報担当者は報道内容を事実と認めた。
PwCの主要顧客である豪連邦政府は情報漏えいを強く批判。チャーマーズ財務相は「衝撃的な背信行為」と非難しており、一部の議員は政府がPwCとの追加契約することを全面的に禁止するよう求めている。
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