- 2023/05/10 掲載
米ウォール街の賞与、今年は担当部門で明暗分かれる展開か
投資銀行分野では、ディール案件の減少を背景に合併・買収(M&A)もしくは株式売り出しの担当者の賞与は10─20%減少する見通し。一方で債券資本市場担当者は、社債市場の回復に伴って5─10%の賞与増額が予想される。債券トレーダーの賞与は恐らく10─15%増えるとみられる。
商業銀行分野については、中堅銀行幹部の賞与は10─20%落ち込むと見込まれている。顧客の預金流出が理由だ。逆に大手行の担当者は賞与が10─20%増えそうだ。
資産運用会社は、顧客が比較的手数料が高い商品から手を引いたり、アクティブ運用型の株式ファンドからパッシブ型株式ファンドや債券ファンドに乗り換えたりしたため、幹部の賞与を5─10%減らすと想定されている。
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