- 2025/07/29 掲載
ステランティス、下期の業績回復予想 「今後も厳しい決断下す」
[ミラノ 29日 ロイター] - 自動車大手ステランティスは29日、下半期の見通しについて、逆風が強まっているものの、純売上高の増加と1桁前半の営業利益率を見込んでいると発表した。
上半期の業績は厳しい内容となったが、段階的な回復を目指す。
業績見通しは29日時点の関税ルールに基づいている。関税の影響は通期で約15億ユーロとなる見通し。うち3億ユーロは上半期に発生した。
同社は下半期の産業フリーキャッシュフローが上半期から改善すると予想。上半期のキャッシュ燃焼額は30億ユーロ(34億8000万ドル)だった。
アントニオ・フィローザ新最高経営責任者(CEO)は声明で「新経営陣は、課題と現実的に向き合いながら、採算の取れる成長を再確立し、業績を大幅に改善するために必要となる厳しい決断を今後も下していく」と述べた。
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