- 2023/05/10 掲載
EU、域外クラウド企業に厳しい条件検討 セキュリティー認証で
域外企業は合弁会社の過半数株式を取得できず、EUのデータにアクセスする従業員は特定の審査を受け、EU加盟国内に所在することが求められる。
また、クラウドサービスはEU域内で運営・管理し、顧客データは全て域内で保存・処理するほか、サービス事業者についてはEUの法律が域外の法律に優先されるとしている。
欧州ネットワーク情報セキュリティー庁(ENISA)によるこの草案は、クラウドサービスのサイバーセキュリティーを保証するEUの認証制度(EUCS)に関するもので、域内の政府・企業による事業者選択に影響を及ぼす。
これらのルールは公共の安全や人命、知的財産保護などに悪影響を及ぼす可能性がある、特に慎重に扱うべき個人・非個人データに適用される。
EU諸国が月内に草案を検討した後、欧州委員会が最終的な枠組みを決定する。
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