- 2023/05/10 掲載
仏クレディ・アグリコル、第1四半期増益 トレーディング収入好調
債券・通貨・コモディティー(FICC)の取引による収入は42%増。全体の売上高は前年同期比9.6%増の61億2000万ユーロ(67億4000万ドル)、純利益は2倍以上の約12億3000万ユーロとなった。
同行がまとめたアナリスト予想は収入が59億ユーロ、純利益が8億1600万ユーロだった。
同行は、高ボラティリティーによる旺盛なヘッジサービス需要と高水準の債券発行が好調の要因と説明。ただ、ボラティリティーの低下で今後は減速が見込まれるとした。
預金残高はグループ全体で前年比横ばいとなった。ウクライナ戦争に関連する懸念が後退したため、リスク費用(貸倒引当金)は3億7400万ユーロに減少した。
ロシアへのエクスポージャーは年初から5億ユーロ減少し、4月末時点で24億ユーロ。2022年初頭のウクライナ侵攻時は46億ユーロだった。
クレディ・アグリコルは25年の目標を維持した。
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