金属子会社の分離検討＝再エネ強化へ―ＥＮＥＯＳＨＤ

石油元売り大手のＥＮＥＯＳホールディングス（ＨＤ）が、金属事業を手掛ける完全子会社ＪＸ金属（東京）の分離を検討していることが１０日、分かった。脱炭素化の加速で石油の国内需要は減少が見込まれ、売却益を再生可能エネルギー事業などに振り向けて新たな収益源に育てたい考えだ。

分離計画は１１日に発表する中期経営計画に盛り込む方針。ＪＸ金属の新規株式公開（ＩＰＯ）も視野に入れており、売却する株式の比率など詳細は今後詰める。

【時事通信社】