- 2023/05/10 掲載
CS債、仲裁申し立てへ=「無価値化」で国内投資家
スイス金融大手クレディ・スイス(CS)が発行した「AT1債」が無価値となった問題で、日本国内の投資家が国際的な紛争解決機関に対し、スイス政府との仲裁を申し立てることが10日、分かった。損害額の返還を求める。CSのAT1債を巡っては海外で保有者が集団訴訟を起こしており、日本でも法的な責任を問う動きが始まった。
申立先は世界銀行の投資紛争解決国際センター(ICSID)などの見通し。「増田パートナーズ法律事務所」(東京)が5月末まで参加者を募っており、数十人規模がシンガポールの法律事務所による申し立てに参加する可能性がある。
【時事通信社】
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