- 2023/05/10 掲載
中国BYD、EV「シール」の最低価格引き下げ リード拡大狙う
同モデルのラインナップを刷新。新たな後輪駆動の「チャンピオンエディション」は1回の充電で550キロメートルの走行が可能で、価格は18万9800元(2万7459ドル)から。同社のウェブサイトによると、同じ航続距離の旧バージョンより2万元安い。
また競合する米テスラの後輪駆動の「モデル3」(航続距離556キロ)の価格を18%下回る。
中国のEV市場はテスラが今年値下げしたことを受けて、BYDを含む複数のメーカーがシェアを守るために相次いで売れ筋モデルの価格を引き下げた。
フィッチ・レーティングスのアナリストは9日のメモで、赤字の独立系メーカーは価格競争に抵抗しようとするだろうが、テスラやBYDなどの収益性の高いトップ企業は需給に合わせて柔軟に価格を設定する余地があり、両社は2023年も積極的に生産能力を拡大していくと予想した。
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