- 2023/05/11 掲載
米金利先物、6月利上げ確率10%未満に低下 米CPI受け
米労働省が10日発表した4月のCPI(季節調整済み)は前年比伸び率が4.9%と前月の5.0%から鈍化した。
モルガン・スタンレーのエコノミストは「データと金融情勢が6月の利上げ停止をしっかりと裏付けている」と指摘。銀行による融資が落ち込めばFRBによる利上げのみの影響よりも大きな景気減速を招く可能性があるため、パウエルFRB議長など政策当局者は信用状況を特に注視していると述べた。
また金利先物市場では、FRBが9月に利下げを開始し、政策金利が年末に4.25─4.50%まで引き下げられるとの見方が強まった。
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