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  • 2023/05/11 掲載

英首相のインフレ半減目標、達成困難か=国立経済社会研究所

ロイター

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[ロンドン 11日 ロイター] - 英シンクタンクの国立経済社会研究所(NIESR)は11日、今年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年比5.4%になるとの見通しを示した。

同国のスナク首相は1月、インフレ率の半減を今年の目標の一つに掲げたが、目標を達成できない可能性がある。昨年12月時点のインフレ率は10.5%、昨年第4・四半期のインフレ率は平均10.7%だった。

NIESRの予測は、英予算責任局(OBR)の3月時点の予測である2.9%や、イングランド銀行(英中央銀行)の2月時点の予測である3.9%も上回っている。

NIESRは今年通年のCPI上昇率を7.4%、来年を3.9%と予測。エネルギー・商品価格は下落しているが、企業が利益率の維持と賃上げを目指しているため、コアインフレ率が低下していないと指摘した。

また、世界的な金融危機、「失敗に終わった英国の欧州連合(EU)離脱」、新型コロナウイルスの流行で国内の生産能力に悪影響が出たとの見方も示した。

インフレ率が中銀の目標である2%に戻るのは2025年後半以降になる可能性が高いとも指摘。中銀は来年中にインフレ率が目標を下回ると予想している。

国内総生産(GDP)については、今年0.3%増、来年0.6%増と楽観的な予測を示した。国際通貨基金(IMF)は先月、今年の英GDPを0.3%減と予測している。

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