ロシア、第2四半期経済成長率は4.2％にプラス転換へ＝中銀

[１１日 ロイター] - ロシア中央銀行は１１日、第２・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）成長率が前年比４．２％になるとの見通しを示した。前期に予想されているマイナス２．３％からプラスに転じると見込む。

金融政策報告書で「２０２３年の最初の数カ月に基幹産業とサービス部門の両方で事業活動が伸びた」とし、消費も昨年１２月の落ち込みから回復したと述べた。

その上で、２４年末までに生産量が２１年第４・四半期の水準に戻ると予想した。

これとは別に中銀は、ロシア産ウラル原油の国際指標北海ブレントに対する割引幅が１─２月のバレル当たり３４ドルから４月には２５ドルにまで縮小したと報告した。