米銀リパブリック・ファースト、資金調達で市場環境見極め

［１５日　ロイター］ - 米銀リパブリック・ファースト・バンコープは１５日、「十分な」資本を有していると表明し、３月に発表した１億２５００万ドルの資金調達は市場環境が安定するのを待って完了させる方針を示した。

オルタナティブ資産管理のキャッスル・クリーク・キャピタルと投資会社コーエン・プライベート・ベンチャーズから支援を取り付けており、増資でより好条件を求めており参加者を募っているという。

トーマス・ガイゼル最高経営責任者（ＣＥＯ）は「大切な株主を過剰で不必要な希薄化から守ることは非常に重要」と述べた。

同行は今月初め、主力商品に注力するため住宅ローン組成事業からの撤退を目指し商業融資事業で人員削減すると発表している。