- 2023/05/17 掲載
1~3月期の実質GDP、年1.6%増=3期ぶりプラス成長―消費好調も輸出不振
内閣府が17日発表した2023年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%増、この成長が1年続いた場合の年率換算で1.6%増となった。22年10~12月期がマイナスに改定されたため、プラス成長は3期ぶりとなった。コロナ禍からの経済活動の正常化に伴う個人消費の回復が景気の持ち直しを支えたが、輸出の低迷で力強さを欠いた。
同時に公表した22年度の実質GDP成長率は前年度比1.2%増と2年連続のプラスを確保したが、21年度(2.6%増)から伸び率は鈍化。1.7%増を見込んでいた政府経済見通しには届かなかった。
【時事通信社】
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